Tabelog Tech Blog

食べログの開発者による技術ブログです

Advent Calendar 2024が始まりました!今年のテーマは「開発を圧倒的に早くする」と「生成AI活用」

🎄Advent Calendar 2024 スタート🎄

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本日からTabelog Advent Calendar 2024が始まりました🎉
この記事は 食べログアドベントカレンダー2024 の1日目の記事です🎅🎄

初日は食べログ開発本部ウェブ開発2部FEチーム マネージャー 兼 TabelogTechBlog 編集チームの辻が担当します✨
今年のテーマは『開発を圧倒的に早くする』、サブテーマは『生成AI活用』です🚀

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Advent Calendar 2023の実績

去年もAdvent Calendarを開催し、とても盛況でした🎅
2023年のカレンダーはこちら

2022年比で 約404%のアクセス数増加 を達成し、大変多くの方に読んでいただけました。
また、記事をきっかけとして以下のような展開もありました。

Software Design 2024年10月号に寄稿

設計書を書かない設計で開発効率を向上させた話」をきっかけにお声がけいただき、Software Design 2024年10月号に寄稿しました。
第3章に「設計書なしでも各人が疎結合で開発できるために チーム分割と設計工程の見直しで実現」というタイトルで掲載されています。 本章では、設計書を作成せずに開発するための工夫を紹介しています。チームメンバーそれぞれの認識を合わせ、担当者間の結合度を下げるための具体的な手法や取り組みについて詳しく説明しています。チームの連携を強化し、効率的に開発を進めたい方にぜひ読んでいただきたいです。

今年も設計に関する記事や、こちらの記事で紹介されている食べログ仕入と同じく飲食店様向けシステムを担当するエンジニアの記事が登場する予定です!お楽しみに!

アプリマーケティング研究所でインタビュー記事公開

カスタマーフライデーで得た『ユーザーの声』が施策につながった事例の紹介」をきっかけにお声がけいただき、アプリマーケティング研究所でインタビュー記事が公開されました。
「年間売上278億円に到達した「食べログ」が顧客の声を聴く「カスタマーフライデー」を続ける理由。ユーザーの声を「事業成長」につなげるコツと5つのアプリ成功施策。」というタイトルで、なぜカスタマーフライデーという取り組みを行っているのか、どうやってユーザーの声を拾い上げ施策に落とし込んでいくのかが紹介されています。ぜひご一読ください!

こちらの記事を執筆した千葉さんと同じプロダクトチームのエンジニアが今年も執筆予定です!お楽しみに!

Advent Calendar 2024のテーマとサブテーマについて

前述した通り、今年のテーマは『開発を圧倒的に早くする』、サブテーマが『生成AI活用』です。
『開発を圧倒的に早くする』は食べログエンジニアが目指す目標のひとつであり、食べログでは開発生産性を向上させるための取り組みを積極的に行っています。また、今年は社内チャットボットが展開されるなど、生成AIの活用が大きく進んだ年でもありました。
生成AIを使ったり使わなかったりの、開発生産性を直接または間接的に向上させる取り組みが紹介される予定です✨

ちなみにこの記事も、Copilotの提案を受け入れながら執筆し、PR-Agentのレビューを受けています🤖

現在社内ではアドベントカレンダーの管理表に続々と仮タイトルが登録されてきており、生成AIネタも結構多そうです💪
Difyとか、テストコード自動生成ツールとか、いろいろな話がありそう!
カレンダーをフォローして、見逃さないようにしましょう👀

意識低めのチャットボット活用事例紹介

ということで、初日からテーマに沿った話を少しだけ!
食べログでは今年からDifyを使ったチャットボットが全メンバーに展開されており、誰でも簡単に使えるようになっています。
Difyの全社活用についてはこちらの記事で紹介されていますので、あわせてご覧ください。

しっかり成果が出た活用事例はきっと2日目以降に登場するはずですので、こちらでは意識低めの個人的に便利で嬉しいチャットボット活用事例を紹介します。

① ビジネスメールもしっかり書ける出来るEMを気取る

私はマネジメントの業務も多く担当するため、他社とのやりとりも多いです。
ですが、丁寧な、失礼のない、ビジネス文書を書くのに苦手意識があります。

そんなとき、社内チャットボットに言いたいことをタメ口でもなんでも、丁寧なビジネス文書にしてくれるのが嬉しい!

例えばこんな感じです(内容は例です)

ビジネスメールもしっかり書ける出来るEMを気取るためのチャットボット活用例

ここから調整するので完全にそのまま使う事はほとんどないですが、自分では思いつかなかった言い回しを提案してくれたりで、メール作成の時間が短縮されています。️
文章が丁寧かつ簡潔だと、それだけで仕事が出来る人な気がしちゃいませんか?🤭

② 会議中知らない技術用語をサッと調べて「もちろん知ってますよ」という顔をする

私の知識はかなりフロントエンド領域に偏っています。会議中、同僚のRubyエンジニアが、iOS/Androidエンジニアが、ポロっと言った技術用語やライブラリが何のことだかわからない!ってことが度々発生しています。
もちろんGoogleなどで検索しても良いのですが、会議中に知りたいことが書いてあるページを探して読むのはちょっと時間がかかります。チャットボットならそれが何なのかをすぐ教えてくれて、あたかも知っていたかのような顔で会議に参加できます😎

会議中知らない技術用語をサッと調べて「もちろん知ってますよ」という顔をするためのチャットボット活用例

もちろん、業務に深く関わる話であればその場で質問したり後から詳しく調べますけどね!

③ 永遠に覚えられないLinuxコマンドで自信をなくさない

たまに本当に何にも見ずにめちゃくちゃ長いコマンド打っている方お見かけしますが、も、もしかして、エンジニアの皆様はコマンドはほとんど覚えてらっしゃる!?😲
私も一応エンジニアですが、普段めちゃくちゃ使うcd, lsなどはいいとして、awkのオプション, df, duなど使う場面はあるが毎日じゃないみたいなコマンドはマジで覚えられません!いちいちググって調べて時間がかかってしまい、「こんな簡単なコマンドも覚えらなくて時間を浪費しているなんて...エンジニア失格かも...」と自信を無くしていました。
ですが今は、チャットボットに聞けばすぐに教えてくれるので一瞬で思い出せます。場合によってはオプション付きでコマンド作ってくれます!作業の時短はもちろん、「この程度で時間を食う私って...」と落ち込む時間も無くなりました。

永遠に覚えられないLinuxコマンドで自信をなくさないためのチャットボット活用例

さいごに

細かい活用事例ではありますが、チリツモで生産性を上げられているんじゃないかな!?と思っています。

2日目以降は、業務に役立つ話、技術的な話、生成AI活用事例など、様々な話が登場する予定です!
クリスマスまでお付き合いいただけますと幸いです🎅
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食べログでは、生産性向上に取り組んだり、生成AIを使ってイノベーションを起こしたい方を募集しています!
ぜひこちらもチェックしてみてください

明日は @sugimaru-kun の「エンジニア観点での「問い合わせ対応」の業務効率化」です。お楽しみに!