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Sansanさんと合同でスマホアプリエンジニア向けの勉強会を開催しました

この記事は 食べログアドベントカレンダー2024 の20日目の記事です🎅🎄

こんにちは。食べログ開発本部アプリ開発部マネージャーのです。
TabelogTechBlog 編集チームとしても活動しています。

この度、Sansanさんと合同でスマホアプリエンジニア向けの勉強会を開催しました。
この記事では、勉強会開催の経緯や当日の様子、そして今後の展望についてお話ししたいと思います。

勉強会の概要

今回の勉強会は、スマホアプリ開発に携わるエンジニア同士が知見を共有し、技術的な交流を深めることを目的として開催されました。小規模ながら外部公開もしており、興味があれば誰でも参加できる勉強会です。

イベントの詳細は、以下のconnpassページをご覧ください。
https://tabelog.connpass.com/event/336705/

当日は、Sansanさんと食べログから計9名のエンジニアが登壇し、最新の技術や開発ノウハウなどについて発表しました。

キッカケから開催までの流れ

iOSDCでの出会い

最初の接点は、昨年のiOSDCでした。同じエリアでそれぞれブース出展をしていたため、開催中はもちろん、懇親会でも話す機会がありました。
勉強会開催のきっかけは、今年の8月に開催されたiOSDCの懇親会です。
懇親会でSansanのエンジニアの方々とお話しする機会があり、お互いの開発環境や技術スタックについて情報交換をしました。
その中で、「お互いの知見を共有する場を作れないか」という話が持ち上がりました。

開催要件の検討

その後、連絡先を交換し、Slackで具体的な企画を進めていきました。
オンラインミーティングを実施し、テーマの設定や日程調整、登壇者の決定などを行いました。
開催の形態としてはオフラインのみとしました。これは、直接的な交流を重視したためです。
場所については、Sansanさんの拠点であるサクラステージで開催させていただくことになりました(今年の9月に移転したばかりということです)。

参加募集、準備

開催が決定した後、connpassを通じて参加者の募集を開始しました。
実際に募集をかけるのはSansanさんのページですが、食べログでも最近connpassでグループを立ち上げたこともあり、ミラーページを作成しました。
オフライン限定なため、ほとんどが身内になるのかも知れないと思っていましたが、結果的には外部からも多くの参加申し込みがありました。
会場の手配や懇親会の準備など、Sansanさん側にほとんどご対応いただきました。

開催当日

発表メンバーとお手伝いのメンバーが少し早めに会場へ入り、準備をしました。
当日の進行もSansanでイベント開催を何度もされている方がおり、スムーズに進めて下さいました。
発表内容についてはここでは触れませんが、普段の開発業務で得られた知見だけでなく、個人開発での学びや少し難易度の高いTipsなど、有益な発表が多かったと感じました。

発表の後は、懇親会ということで、立食形式でお食事しつつ、発表者・参加者の方々とお話ししました。
パックマンルール(少しスペースを空けておいて新しい人が入ってきやすいようにしている)のおかげか、みなさんうまく循環して話せているようでした。
スマホアプリに関して食べログがイベント開催をしたことはなかったため、興味を持ってくれた人もいました。
オフラインのみということで、多くのエンジニアと直接意見を交換でき、熱量を感じることができました。

振り返りでの意見交換

勉強会終了後には、登壇者とスタッフで振り返りを行いました。
参加者からのフィードバックを共有し、次回への改善点や新たなアイデアについて意見交換をしました。
具体的には、発表時間のパターンを増やすことや、参加者とのインタラクションを強化する方法などが挙がりました。

感想

今回の勉強会に至るまでの経緯は一通り関わらせていただきましたが、実際には私はほとんど作業をしておりません。Sansanさんの知見と行動力によって実現したというのが実際のところです。
まっさらな状態から今回のようなイベントをやり切るのは大変だったと思いますが、Sansanさんには開催経験の豊富な方もいたため、ありがたいことにスムーズに開催まで運ぶことができました。本当に感謝しております。

そのような内実ではありながら、開催側に回るという実績はできたため、今後は発展させていきたいと思います。

登壇メンバーの声

今回、食べログからは4名の登壇者に発表してもらいました。
各メンバーのコメントと発表資料を紹介します。

米山

今回の発表内容は、普段の業務とは関係なく、趣味として取り組んでいたものです。
また、この内容に関してはこれまでアウトプットしたことがなかったため、発表を聞いてくださる方々の反応が不安でした。
しかし、発表後の懇親会で「面白かった」と言ってくださる方がいらっしゃったので、発表して良かったと感じました。

発表資料

研修期間中、ずっと頑張って作っていたものの発表だったので、「いい着眼点」「面白かった」と言ってもらえて嬉しかったです。
今回の発表をきっかけに、登壇や情報発信のハードルが少し下がった気がします。
これからも学びを得た際には、積極的に発信していきたいと思います。

発表資料

筒井

登壇をきっかけに自身の経験を再整理することとなったため、自分にとっても非常に実りのある会になりました。
また、この勉強会でいい格好をしたいがために普段の業務も捗った気がするので良いことだらけです。
この会で受けた刺激を原動力として、これからも食べログアプリの開発に励んでいきます。

発表資料

太田

今回は食べログのアプリ開発部として、初めて開催側となった勉強会でした。
これまで勉強会を何度も開催しているSansanさんと合同でしたので、かなりスムーズに開催することができ、勉強会としても盛況だったと思います。(Sansanさんには本当に感謝です🙏)
今後も勉強会であったり、テックブログなどでの技術発信を通して、モバイル開発のコミュニティに貢献できればと思っています。

発表資料

さいごに

今回の勉強会は、多くの方々にご参加いただき、大変盛況のうちに終了しました。
参加者へのアンケートはかなり好評と言って良い結果で、何より解答率が高かったとのことでした。
これは開催者にとっては大いに励みとなり、発表者のモチベーションも高まりました。

すでに次回の勉強会も計画中で、今後ともエンジニア同士の交流や技術の発展に貢献していきたいと考えています。
次回の開催情報は、決まり次第connpassにてご案内いたします。

また、今年の食べログのアドベントカレンダーのテーマである生成AI活用について少しだけ触れておきますと、今回の記事のアウトライン作成および叩き台の執筆についてはかなり助けられており、これまでよりも効率的に執筆が進められておりました。

明日は @ikegori さんの「速い開発のためのコミュニケーションと知的謙虚さ」です。お楽しみに!