はじめに
食べログ開発本部 技術部のデータサイエンスチームに所属する河村です。
データサイエンスチームは、データとAIを活用してビジネス成長に貢献することをミッションとしており、生成AI技術のサービス活用や業務活用に取り組んでいます。
その一環として、データサイエンスチームで行った生成AIの活用事例を、2025年1月15日に開催されたW&Bミートアップにて発表しました。
イベントの内容
イベントは2025年1月15日に渋谷スクランブルスクエアにて行われました。
私はオープニングトーク後のトップバッターでした。
参加人数は60名ほどですが、参加者との距離は近く、全員の顔が見える距離感での発表となり、かなり緊張しながら発表しました。
私の発表の他には、Nejumiリーダーボード3を用いた最新モデルの比較の話(Weights & Biases 柴田さん)と、
先月リリースされたばかりのAmazon Novaに関する話(AWS 久保さん)がありました。
いずれもリリースされたばかりの最新モデルの話で、私も興味深く聞かせていただきました。
発表後に懇親会が開催されました。私も参加しましたが、多くの方からお声がけいただきました。
発表内容に関する感想も多数いただきましたが、
プロジェクトの体制や、部門間のコミュニケーション方法など、
AI導入の推進方法に関する質問・ディスカッションが多かったことが印象的でした。
主催社の方ともお話しさせていただきましたが、
実運用に直結する応用事例の発表は少なく、
とても貴重な発表だったとの評価をいただいています。
生成AIに携わる様々な方と様々な意見交換ができ、とても有意義な時間となりました。
発表内容
今回の発表は、2024年11月に公開したテックブログ(工数6割削減! 生成AIとOCRを組み合わせ、店舗毎に形式が異なるレストランメニューを読み取らせてみた)が主催者の目に留まり、お声がけいただきました。
そこで、このブログで取り上げたメニュー入稿業務の改善事例を題材として「生成AIと人間の協働による業務品質の確保」というタイトルで発表しました。
メニュー入稿業務に求められる高い品質を、生成AIを用いてどの様に実現したかを具体的な事例を用いて説明することで、業務品質を確保するために必要な要素を提言しています。
以下に発表スライドを添付します。
発表させていただくきっかけとなった記事はこちらです。気になる方は是非読んでみてください。
おわりに
AIの活用を一緒に推進してくれる人を探しています!
食べログはChatGPTのプラグイン開発を国内最速で行うなど、生成AIの活用に対する意識がかなり高い組織です。
実際、生成AIを活用したさまざまなPoCが進んでいますし、食べログがどんどん変わっていくとても面白いタイミングです。
面白そうと思った方はカジュアル面談からでもご連絡ください。一緒に食べログを変えていきましょう!