目次
- 目次
- はじめに
- RubyKaigiとは?
- なんでRubyKaigiに参加したの?
- 愛媛に到着!
- 食べログブースをご紹介!
- スポンサー企業ブースも行ってきました!
- その他イベントやスペース
- クロージング
- RubyKaigiに参加してみて
はじめに
こんにちは!食べログ開発本部ウェブ開発1部のすっさんです。4月で入社2年目になりました🌸 普段は食べログのバックエンド開発に取り組んでいます。
今回は、Rubyの世界最大級(!?)とも称されるRubyKaigi 2025に初参加しましたので、会場の雰囲気やイベントを中心にレポートしていきたいと思います! セッションについての記事も公開していますので、あわせてご覧ください!
RubyKaigiとは?
RubyKaigiとは、世界中のRubyの開発者やユーザーが集まる国際会議のことです。 Rubyに関する最新の技術やトレンドを学べるだけでなく、イベントスポンサー企業のブースを訪れたり、参加者同士で交流できることも大きな魅力になっています。 食べログは毎年RubyKaigiのスポンサーとして参加しています!
なんでRubyKaigiに参加したの?
私は入社歴、Ruby歴ともにまだ1年ほどで、RubyKaigiはもちろん、プログラミング関連のイベントに参加したことがありませんでした。 そのような中で、食べログでは経験年数に関係なく社員にRubyKaigiへの参加機会が提供されていることを知りました。 この貴重なチャンスを活かし、外部のRubyエンジニアの方々と交流したい!と考え、参加を決意しました。
愛媛に到着!
愛媛に着くと、RubyKaigiのポスターを街中に見かけることができました。
市を挙げて応援してくれているのは嬉しいですね!
そして会場に到着しました。
会場内にはスポンサー紹介のパネルと参加者がどこから来たかを貼るボードが展示されていました。
日本のみならず、ヨーロッパやアメリカをはじめとして世界各国からRubyプログラマーが集結していることがよく分かりますね!
食べログブースをご紹介!
食べログでは、最初に使ったRubyバージョンと最初に参加したRubyKaigiをシールで貼っていただくというイベントを実施しました。
このまっさらなボードが、最終日には…
びっしりとシールで埋まりました! 初めて触ったRubyバージョンについてはRuby2.0以前が多そうです。とはいえ圧倒的ボリューム層というわけではなく、Ruby2.0以降の方もたくさんいらっしゃいました。(左端にはRuby開発者のMatzさんも!) 一方で、初めて参加したRubyKaigiについては、今年が初という方が非常に多かったです。是非来年も行きましょう!
シールを貼っていただいた方には、ノベルティとしてキーキャップ、靴下、ステッカーの中から好きなものを選んでいただきました。 特に靴下が人気でよくお手に取って頂いたのですが、実は在庫不足に備えて約300足も用意していました(!)
食べログブースに来場いただいた参加者の皆さん、本当にありがとうございました!!
スポンサー企業ブースも行ってきました!
ここからは食べログ以外のスポンサー企業ブースをご紹介します!
イタンジ株式会社
こちらのブースでは、クイズに答えると福引に参加できました。 景品には、漫画「正直不動産」1巻のほか、企業オリジナルグッズが用意されています。
イタンジ株式会社は、昔からの慣習とアナログな取引が残っている不動産業界に対して「テクノロジーで不動産取引をなめらかにする」ことをミッションに掲げています。 正直不動産のテーマである「嘘をつけなくなった不動産営業マンが、本音のみで不動産業界に挑む」姿勢に共感しているとオープニングセッションでお話しされており、それにちなんだ景品となっています。
私も福引に参加し、見事に正直不動産を頂きました!
株式会社スマートバンク
こちらのブースでは、お金のタイプ診断に答えるとお菓子の掴み取りができました。 株式会社スマートバンクがリリースしているAI家計簿アプリ「ワンバンク」にちなんだ出展となっています。
私のお金タイプは積読将軍でした。確かに積んでいる本が山ほどありますね…。
最後にお菓子を沢山頂きました!
株式会社アンドパッド
中には愛媛県にまつわる出展をしているブースもありました。 愛媛といえばみかん!ということで、こちらのブースではみかんジュースを提供していました。
蛇口をひねるとみかんジュースが出てきます。
松山市内のお店にも蛇口みかんジュースを提供しているお店を見かけましたが、まさかRubyKaigi内で体験できるとは…! とても新鮮な経験でした!
その他イベントやスペース
スタンプラリー
RubyKaigi2日目からはスタンプラリーが解禁されました。ブースごとにスタンプを1個もらうことができ、35個集めるとRubyKaigiバッジを獲得できます。
3時間ほどブースを巡って、無事バッジをゲットしました!
本屋
会場の2階では、Rubyに関する書籍を購入できる本屋が設置されていました。 本屋の向かいでは、著者の方によるサイン会も実施されていました。
こちらのボードでは、自分が読みたい本を共有できます。
ハックスペース
株式会社スマートバンクさんが提供しているハックスペースです。 議論を交わしている方、黙々と開発作業をしている方など、各々が自由な時間を過ごしていました。
キッチンカー、3時のおやつ
お昼になると会場外にキッチンカーが来ます。RubyKaigi参加者は無料で食事や飲料をいただくことができました。
個人的には、最終日に頂いたじゃばらスカッシュがさっぱりしていて美味しかったです!
また、3時ごろにはおやつとしてみかんとみかんゼリーの配布も行っていました。
セッション聴講やブース巡りだけでなく、食の楽しみもあるのは嬉しいですね!
クロージング
クロージングではRuby開発者のMatzさんが登壇されていました。
冒頭では、飼い犬が家の中で最も立場が強いと思い込み、飼い主に対して好き勝手に要求するようになる「アルファシンドローム」になぞらえて、 AIに人間がへりくだってしまう世界に警鐘を鳴らされていました。あくまでも「人間が」AIを使うという関係性を崩してはならない、ということです。
また、未来のプログラミング言語に必要な特徴として、「簡潔さ」「表現力」「拡張性」が重要であると主張されていました。これらの特徴に Rubyはマッチしており、これからのAI時代にRubyが活躍することを期待されていました。
最後に次回のRuby会議の開催地が発表されました!
今年参加した皆さん&まだ参加したことがない皆さん、来年は函館でお会いしましょう!
RubyKaigiに参加してみて
今回初めてRubyKaigiに参加して得た気づきは2点あります。
1つ目はRubyプログラマーやRubyに関わっている人が沢山いるということです。 これは当たり前だと思う方も多いかもしれません。しかし普段学校や会社という限られた環境に身を置いていると、身近な同僚や仲間と語り合うことはできても外部の方々と直接交流する機会は限られています。 セッション参加やブース訪問を通して日頃自分が関わることのないRubyエンジニアさんたちと触れ合うことは、社歴とRuby歴の浅い私にとって大きな刺激となりRubyに対するモチベーションを高める事ができました。
2つ目はサービスとしての食べログの存在感がとても大きいということです。 食べログブースにいたときもスポンサーブースをまわっていたときも、「食べログ使ってます!」という声を多くいただきました。(中には直近に食べトクスクラッチで2等が当たったという方もいらっしゃいました!) 自分が携わっているサービスを利用して下さっている方の声を直接聞くことができ、もっと食べログを良くしたい!という気持ちが強くなりました。
食べログでは現在エンジニアを募集しています。 RubyKaigi、さらには食べログに興味を持った方、私たちと一緒に働きませんか? 皆さんに会える日をお待ちしています!